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【オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン】BOSE ULTRA OPEN EARBUDSレビュー

2024年3月17日

2024年3月5日、BOSE 初のオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「ULTRA OPEN EARBUDS」が発売となりました

しかも「イヤーカフ」型ということで締め付けがなく、長時間作業での「ながら聴き」に使えそうということで購入しました

結果としては音、デザイン性ともに満足できる商品でした。評価を簡単に述べると以下となります

いいところ

  • オープンイヤー型イヤホンの中で音質が最高クラス
  • 耳に引っ掛けるタイプより、さらに装着したときのストレスなく長時間使用できる
  • サイズが小さく、アクセサリのようなデザイン

残念なところ

  • 価格が高い
  • 耳介に挟む構造で引っ掛かりが少ないため、落下リスクが高い

他の「開放型イヤホン」との比較記事はこちらをご覧ください

ULTRA OPEN EARBUDSの外観

ULTRA OPEN EARBUDSの外箱

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外箱:W90×D85×H38

ULTRA OPEN EARBUDSの箱内部


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箱内部

ULTRA OPEN EARBUDSの梱包内容

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梱包内容

  • ユーザーガイド
  • 充電ケース(イヤホン含む)
  • USBケーブル TypeA-C(約30㎝)
ULTRA OPEN EARBUDSの充電ケース表

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充電ケース(表側)

イヤホンと充電ケースは磁石で固定

イヤホンの形状で凹んでいるので収納時わかりやすくなっています

ULTRA OPEN EARBUDSの充電ケース裏

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充電ケース(裏側)

  • 充電ポート:USB-C
  • 背面ボタン:機器との接続モードにするときに使用します
ULTRA OPEN EARBUDSのサイズ感

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充電ケースは片手に収まり、ポケットに楽に入るサイズです

サイズ:W65×D26×H42

ULTRA OPEN EARBUDSのイヤホン

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イヤホン

  • スイッチ
    • メカスイッチなので、しっかりと押した感があり
    • 押すときはバレルの反対側も押さえる必要があります
  • イヤーフック
    • 幅9mm、厚さ3mmのゴムコーティング
    • 軽い力で変形するので、耳介が痛くない
  • バレル
    • 裏側に充電の電極(3か所)あり

イヤーフックの柔らかさのイメージは動画をご覧ください。

ULTRA OPEN EARBUDSの重量

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イヤホン(左右合計)重量:13g

充電ケース重量:44g

ULTRA OPEN EARBUDSの使い方

充電ケースへの充電方法

ULTRA OPEN EARBUDSの充電

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充電はUSBケーブルのみ、ワイヤレス充電には非対応です

急速充電: 10分の充電で2時間使用可能

LEDインジケータの充電量はオレンジ色(~33%)、白色(34%~)

Bose Musicアプリ

アプリで各種設定が可能です

「Bose Music」アプリは、GooglePlayとAppStoreからダウウンロードできます

ULTRA OPEN EARBUDSのアプリ

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  • GooglePlayのダウンロード画面
  • 「Bose Music」の機種選択画面
    • 複数機種を「Bose Music」アプリで管理できます
  • 「ULTRA OPEN EARBUDS」のメイン画面

イコライザ設定

イコライザ設定では「自分でカスタマイズ」または4種の「プリセット」で設定します

ULTRA OPEN EARBUDSのカスタムイコライザ

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  • メイン画面で「イコライザー」を選択
  • 初期はフラットな設定になっています
  • 低音、中音、高音の3か所を上下して設定します

プリセット

ULTRA OPEN EARBUDSのプリセットイコライザ

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高低×増減の組み合わせなので、わかりやすいプリセットになっています

  • 低音増強
  • 高音増強
  • 低音減衰
  • 高音減衰

ショートカット設定

ULTRA OPEN EARBUDSのショートカット

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ボタン長押しでショートカットが使用できます

  • メイン画面で「ショートカット」を選択
  • 左ショートカット設定画面
  • 右ショートカット設定画面

モード設定

モードには「ステレオ」と「イマーション」の2種類があります

ULTRA OPEN EARBUDSのモード設定

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イマーシブオーディオ設定

ULTRA OPEN EARBUDSのイマーシブオーディオ

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  • 「ULTRA OPEN EARBUDS」の操作画面
  • イマーシブオーディオの「静止」
    • 音源の位置がが静止している感覚で使える
      • 左に首を振ると、右耳の音量>左耳の音量
      • 右に首を振ると、右耳の音量<左耳の音量
      • 上下に首を振った場合も同様の挙動
      • 5秒ほどで音源が中立位置にもどる
  • イマーシブオーディオの「移動」
    • 音源の位置が頭の位置に追従している感覚で使える
      • 首を振ると若干遅れて音源が付いてくる感じ
      • 音源はすぐ中立位置にもどります

ボタンの操作

音楽を聴くときの操作音楽鑑賞

操作動作
ボタンの右または左を1回押し再生/一時停止
ボタンの右または左を2回押し次のトラックに移行
ボタンの右または左を3回押し前のトラックに移行

通話するときの操作通話

操作動作
ボタンの右または左を1回押し通話応答/割込み着信応答
ボタンの右または左を2回押し通話終了/通話拒否/割込み着信拒否

音量調整の操作

操作動作
ボタンの右を2回押し(2回目は長押し)音量をあげる
ボタンの左を2回押し(2回目は長押し)音量をさげる

ULTRA OPEN EARBUDSの使用感

装着感

ULTRA OPEN EARBUDSの装着角度

耳介に対し水平~45°バレルが下側の範囲での使用が推奨されています

イヤーフックが非常に柔らかく、軽くため長時間の装着でもストレスなく使えます。

装着ストレスの無さは、ほかのイヤホンと比較してもトップクラスです

一見イヤホンというより、アクセサリを着けているように見えるデザインです

ULTRA OPEN EARBUDSとメガネフレーム装着時

メガネフレームとの干渉は距離が離れているため、まったく問題ない。

マスクは外すときには、マスクのひもを引っ掛けないよう注意が必要です。

音の聴こえ方

音質でまず感じるのが低音の強さです。小さなイヤホンなので低音は期待してませんでしたが、ベースやドラム音が切れよく、はっきりと聴くことができました。

同ジャンルのイヤホンと比較すると全音域にわたり、クリアで各楽器の余韻まで聴きとることができ、価格に見合った音質と言えます。

イマーシブオーディオはスピーカーに向かっての試聴で、首を動かしたときの感覚と考えるとわかりやすい。最初はおもしろいと思いましたが、そこまで必要な機能ではないと考えます。

逆にコンテンツに合わせ、音源のほうが動いてくれるとありがたいです

音もれ

  • ボリューム60%くらいから音もれが発生し始めますが、このような大きな音量で長時間使用すると聴力にも悪い影響があると考えられます
  • 他のイヤホンほり小さいボリュームで大きく聞こえる設定になっています。静かな場所ではボリューム20%くらいで十分聞こえます
  • 「ながら聴き」イヤホンは静かなところで使うのがおすすめです

ULTRA OPEN EARBUDSの主な仕様

項目ULTRA OPEN EARBUDS
参考価格¥39,600
重量イヤホン約13g(左右合計)/
約57g(充電ケース含む)
ブラック
ホワイトスモーク
防塵防滴IPX4
充電時間イヤホン 約1時間
充電ケース 約3時間
急速充電10分の充電で2時間使用可能
ワイヤレス充電非対応
連続使用時間通常モード:7.5時間
(充電ケース使用時27時間)
充電ポートUSB-C
Bluetoothバージョン5.3
オーディオコーディックSBC /aptX Adaptive
マルチポイント接続対応
保証期間1年
主な仕様

ULTRA OPEN EARBUDSのまとめ

いいところ

  • オープンイヤー型イヤホンの中で音質が最高クラス
    • 全音域にわたりクリアな音になっています。楽器の余韻までよりよく聞こえます
    • 特に低音はさすがBOSE製。パンチがあり切れの良い音で聴くことができます
  • 耳に引っ掛けるタイプより、さらに装着したときのストレスなく長時間使用できる
    • 連続使用時間は通常モードで7.5時間なので、1日充電なしでも十分使えます
  • サイズが小さく、アクセサリのようなデザイン
    • イヤーカフタイプはまだ少ないため、見た目でも注目されそうです

残念なところ

  • 価格が高い
    • 同ジャンルの他社製品より高い価格設定です
    • 音重視の方にはお勧めできますが、YouTubeのような音声コンテンツメインで使うには割高感があります
  • 耳介に挟む構造で引っ掛かりが少ないため、落下リスクが高い
    • 満員電車などで使うには不安があります
    • マスクのひもを外すときも注意が必要です

「オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン」の中で、良い音・デザインを追求したいあなたにおすすめのイヤホンです


他の「開放型イヤホン」との比較記事はこちらをご覧ください

yosiyosi

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