2022/9月にAnkerのSoundcoerブランドから新しい「Spaceシリーズ」第一弾として、「Space A40」が発売となりました。
「Space」シリーズは「普段使いに最適」をコンセプトに
- 長時間再生
- イヤホン本体10時間、充電ケースを含めると50時間
- 小型軽量化
- 片耳4.9gで耳にすっぽり収まるデザイン
- ウルトラノイズキャンセリング2.0
- 周囲の騒音レベルに応じて、最適なノイズキャンセリングを自動で起動
- LDACに対応
- ハイレゾ音源をBlootooth接続の過程で、劣化を少なく再生できる技術
- 安めの価格設定
- 近い仕様の「Soundcore LIBERTY 3PRO」より¥5,000弱安い
となっていて、お得感が満載です
定価 ¥12,990
Amazonタイムセール祭りで、20%ポイントバックとなっていたとき購入しました
Space A40の梱包
箱は片手でつかめるほどコンパクトです
梱包内容
- 本体
- イヤーチップ:5種類
- USBケーブル typeA-C 約60㎝
- クイックスタートガイド
Space A40の外観
❶正面には充電量を表示するLEDインジケータ
- LED1個点灯:充電30%未満
- LED1個点滅:充電5%未満
- LED2個点灯:充電30%以上70%以下
- LED3個点灯:充電70%超
❷背面にはUSB-Cポート
充電ケースのフタ開閉はスライド式ではなく、回転式になっている
充電ケースは小さいので、片手で開閉可能
イヤホン本体はコンパクト、シンプルな形状
Space A40の使い方
Soundcoreアプリでペアリングをおこなう
Soundcoreアプリは「Google Play」、「App Store」からダウウンロードします
充電ケースのフタを開けておき、アプリで「Space A40」を選択するだけでペアリング完了
アプリの機種選択画面
Soundcoreアプリ内で複数の機種の管理が可能
「Space A40」を選択すると、「Space A40」の管理画面に移動する
アプリの「Space A40」設定画面
メイン画面からは以下の設定、確認ができます
- イヤホン本体の電池残量
- モード設定
- ノイズキャンセリング:「自動」、「手動」選択
- 標準
- 外音取り込みモード:「全ての外音」、「音声フォーカス」選択
- タッチ操作:タッチで出来る操作を選択
- 1回タップ
- 2回タップ
- 2秒間長押し
- HearID:イヤホンのパーソナライズをおこなう
- サウンドエフェクト:「HearID Sound」、「プリセット」、「カスタム」を選択
- 詳細設定
- シリアル番号
- 装着検出:「ON」、「OFF」選択
- 機器一覧:マルチポイントペアリングする・しない
- 音声ガイダンス
- 装着時の注意事項:「ON」、「OFF」選択
- タッチ音:「ON」、「OFF」選択
- 装着テスト:イヤーチップ、イヤーウィング、取付姿勢の適正を確認できる
- 自動電源オフ:「オフするまでの時間設定」、または「電源を切らない」の選択
- ファームウェアを更新する
- クイックスタートガイド
その他の設定画面
「Soundcore LIBERTY 3PRO」といくらか設定項目の位置が変わっています。「風切り音の低減」はこちらに移動していて、最初は気づきませんでした。
- シリアル番号
- サウンドモード:「LDAC」を有効にするか、有効にしないかを選択
- タッチ音:「ON」、「OFF」選択
- 風切り音の低減:「ON」、「OFF」選択
- ゲームモード
- 装着テスト
- 音質:イヤーチップの適正を確認できる
- ノイズキャンセリング
- 機器一覧:マルチポイントペアリングする・しない
- 自動電源オフ:「オフするまでの時間設定」、または「電源を切らない」の選択
- ファームウェアを更新する
- イヤホンを探す:チャイム音が鳴る
- ヘルプ
- クイックスタートガイド
Space A40の使用感
音の聞こえ方
「Soundcore LIBERTY 3PRO」と比較して聞いてみると、わずかですが高音域はよりクリア、低音域は弱い感じに聞こえます。
トータルでは「Soundcore LIBERTY 3PRO」と遜色ないレベルです
ノイズキャンセリング
「Space A40」と同じ、ウルトラノイズキャンセリング2.0搭載の「Soundcore LIBERTY 3PRO」と比較してみました
ホワイトノイズマシンによる2種類のノイズ音A,Bで聞いてみると、高周波ノイズに対して「Soundcore LIBERTY 3PRO」のノイズキャンセルが優れていると感じます
・「ノイズA」では、「Space A40」、「Liberty 3 Pro」とも同レベルの聞こえ方
・「ノイズB」では「Liberty 3 Pro」のノイズキャンセルが、効いているように聞こえる
ホワイトノイズマシン:LectroFan micro2
周波数測定ソフト:Sound Analyzer Free
装着感
硬い樹脂ケースを耳の溝にはめ込むため、圧迫感が強めに感じられます
こういった感触が苦手な場合は、ゴム製のイヤーウィングの付いてる「Soundcore LIBERTY 3PRO」や耳に引っ掛けるだけの
「Soundcore Liberty Air2 Pro」がおすすめです
連続使用時間が長い
2週間、充電ケースへの充電なしでも使えています
- 使用条件
- 通勤で往復4時間
- ノイズキャンセリングモード
長時間通勤には何かと安心です
風切り音の低減
イヤホンを付けて風吹く中を歩くと発生する、バサバサ音を低減できます
アプリで「風切り音の低減」をONにしてから、数秒で機能が発動する
「ノイズキャンセリング」、「外音取り込みモード」のときに使用可能
Space A40の主な仕様
項目 | Space A40 |
---|---|
重量 | イヤホン約9.8g(左右合計)/約58g(充電ケース含む) |
防塵防滴 | IPX4 |
充電時間 | イヤホン 約2時間 充電ケース+USBケーブル 約3時間 充電ケース+ワイヤレス充電器 約3.5時間 |
連続使用時間 | 通常モード:約10時間 (充電ケース使用時50時間) ノイズキャンセリングモード:約8時間 (充電ケース使用時40時間) 通常モード(LDAC使用時):約6時間 (充電ケース使用時30時間) ノイズキャンセリングモード(LDAC使用時):約5時間 (充電ケース使用時25時間) |
充電部 | USB-C/ワイヤレス充電 |
Blootooth Ver. | 5.2 |
Audio Codec | SBC/AAC/LDAC |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HFP |
保証期間 | 18カ月+6カ月(Anker会員登録後) |
正規取扱店舗で購入した18カ月の通常保証が付いている製品については、「Anker Japan公式サイト」の会員になることで6カ月の延長保証が付きます。詳しくは「Anker Japan公式サイトの会員特典」ページをご覧ください
Space A40のまとめ
残念なところ
- 装着時の圧迫感が強め
- 個人差があると考えますが、耳の小さい人は実機で試聴してからの購入がおすすめです
いいところ
- 機能が「Soundcore LIBERTY 3PRO」とほぼ同じなのに価格が¥5,000弱安い
- ノイズキャンセルは「Soundcore LIBERTY 3PRO」のほうがやや効いていると感じました
- 連続使用時間が長い
- ノイズキャンセル+LDAC併用でも約5時間使える
- コンパクトで持ち運びが楽
- 発売時では「Soundcore」史上最少(ノイズキャンセル機能搭載イヤホンで)
装着感がマッチすれば、コスパの良い一品です
ここまでお読みいただきありがとうございました