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runfreeのアイキャッチ画像

【オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン】SOUNDPEATS RunFree レビュー

2023年6月24日

耳をふさがない「ながら聴きイヤホン」の分野で最近増えてきた、「オープンイヤー型」製品のレビューです

参考価格:¥6,680(実勢価格では¥6,000切る価格で購入可能)

本レビューは「SOUNDPEATS」社様からの商品提供により作成しています

RunFreeを1週間ほど使用しての評価としては

いいところ

  • 多機能なのに非常にコスパが高い
  • 低音はパワーがあり、トータルでも「ながら聴き」には十分な音質
  • バンドがの締め付けが弱めになっているので、このタイプのイヤホンでは長めの装着が可能

残念なところ

  • 操作部/振動部が大きく、デザインはスマートとは言えない
  • 「SOUNDPEATS」アプリの「アクティブイコライザー」の完成度が低い

他の「開放型イヤホン」との比較記事はこちらをご覧ください



RunFreeの外観

RunFreeの梱包

外箱は1.5mm段ボールに印刷したもの

内箱はブリスターパック

RunFreeの梱包内容

梱包内容

  • イヤホン本体
  • USC A-Cケーブル(約25㎝)
  • ユーザーガイド
  • アプリ説明書

イヤホンを入れるのポーチなどは付属なしです

RunFreeのドライバ開口部

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赤丸内はドライバ開口部

側頭部や耳に接触するフックの内側は、リキッドシリコンでコーティングされているため柔らかい感触です

RunFreeの操作スイッチ

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操作ボタンは3つ

中央の「電源ボタン」が他の2つより高くなっているので、装着時でもボタンの位置を把握しやすい

動作ボタン操作
電源オン手動操作:電源をオフした状態で電源ボタンを約3秒長押し
電源オフ自動:3分以内にペアリング設定しなければ自動的に電源オフになる
手動操作:電源をオンした状態で電源ボタンを約3秒ほど長押し
再生/一時停止電源ボタンを1回だけ押す
音量を下げる「-」ボタンを1回だけ押す
音量を上げる「+」ボタンを1回だけ押す
曲戻し「-」ボタンを長押し
曲送り「+」ボタンを長押し
ゲーミングモードON/OFF電源ボタンを3回連続で押す
電話を受ける/切る電源ボタンを1回だけ押す
着信拒否着信中、電源ボタンを約1.5秒長押し
割込通話通話中、電源ボタンを2回連続で押し
端末の音声認識アシスタント
機能(Siri/Google)を起動
電源ボタンを2回連続で押す
ボタンの操作

RunFreeの使い方

1.充電方法

RunFreeの充電

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イヤホンの充電時はLEDが赤く点灯、充電が完了すると白く点灯します

USB-Cコネクタがドライバ部と干渉しますが、フレームが柔らかいので容易に差し込めます

2.ペアリング

2台までのマルチポイント接続が可能です

RunFreeのペアリング
  • 1台目のペアリング
    • 電源ボタンを約3秒ほど長押し、電源オンにする
    • LEDインジケーターが赤と白で交互に点滅し、ペアリングモードになる
    • デバイスの接続設定を開く
    • デバイスリストの「SOUNDPEATS RunFree」を選択し、ペアリングが完了
  • マルチポイント接続
    • 1台目のデバイスの接続を解除する
    • 再びLEDインジケーターが赤と白で交互に点滅し、ペアリングモードになる
    • 1台目と同様にペアリング手順に従って2台目のデバイスとペアリングをおこなう
    • 2台目のデバイスとペアリング完了後、1台目のデバイスで再接続をおこなう
    • マルチポイント接続完了

3.SOUNDPEATSアプリ

スマホアプリで各種設定、メッセージ確認が可能です

RunFreeのアプリ

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「SOUNDPEATS」アプリは、GooglePlayとAppStoreからダウウンロードできます

ダウンロード後ログインが必要となるため、新規会員登録します

メイン画面の「三」アイコンを選択するとメニュー画面に移行します

アプリで使用する言語の設定を行います

RunFreeの言語設定

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  • メニュー画面の「設定」を選択
  • 「言語」の「>」を選択
  • 「日本語」を選択

イヤホンから流れる言語は、英語アナウンスのままです

イコライザは3種から選択します。「ボリュームコントロール」はスマホ側の音源だけ調整可能です

  • アクティブイコライザー
  • イコライザー:プリセット
  • イコライザー:カスタマイズ
RunFreeのイコライザー

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「アクティブイコライザー」は使う人の聴力に合わせ、周波数ごとに調整してくれるモードのようですが、80dBにならないと聞こえてこなかった(バグ?)ため割愛します

RunFreeのイコライザープリセット

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「プリセット」はジャンルごとに、あらかじめ決められた中から選択します

  • 「イコライザー」アイコンを選択
  • 「プリセット」を選択
  • 「>」を選択
  • 表示された「プリセット」の中から選択
RunFreeのイコライザーカスタマイズ

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「カスタマイズ」は自分の好みに設定できるモードです

  • 「イコライザー」アイコンを選択
  • 「イコライザ(EQ)カスタマイズ」を選択
  • 「>」を選択
  • 周波数ごとに「〇」を上下させる

RunFreeの使用感

1.装着感

RunFreeのバンド

バンドの締め付けはSHOKSの骨伝導イヤホンより弱めで、3~4時間は痛みなく装着していられます(頭のサイズにより個人差があります)

フックがしっかりと耳にかかっているので、ランニングでも外れる心配はないレベルです

RunFreeのメガネ装着時

メガネフレームの内側にイヤホンのフックという位置関係なので、メガネをはずしてから装着したほうがスムーズです

2.音質

RunFreeのラムダ音響空間

「16.2mmダイナミックドライバ」+「ラムダ型音響空間」により低音が強化された製品となっています

RunFreeの試聴比較

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音質についてSHOKS OpenFitと交互に比較をおこないました

中高音についてはSHOKS OpenFitのほうが明らかにクリア

低音はSHOKS OpenFitに対しやや弱いといった印象です

価格差から考えると十分健闘しています

ドライバ周辺に大きな気室を設けた効果があるといって良いでしょう

価格差を考慮すると、音質だけでSHOKS OpenFitに買い替える必要はないレベルだと考えます

3.マルチポイント接続

  • 2台のデバイスまで使用可能です
  • 先に音楽再生をしているデバイス側を一時停止してから、もう一方のデバイスで再生する必要があります
  • スマートフォンの場合は、シームレスに切替えができます

4.音もれ

  • ボリューム60%くらいから音もれが発生し始めますが、このような大きな音量で使うと聴力にも悪い影響があると考えられます
  • 静かな場所ではボリューム25%くらいで十分聞こえます
  • やはり「ながら聴き」イヤホンは静かなところで使うのがおすすめです

RunFreeの主な仕様

オープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン SHOKS OpenFitとの比較

項目RunFreeOpenFit
価格¥6,680¥24,880
重量31gイヤホン約17g(左右合計)
防塵防滴IPX4IP54
充電時間1.6時間イヤホン 約1時間
連続再生時間約14時間約7時間
充電ポートUSB-CUSB-C
Bluetoothバージョン5.35.2
オーディオコーディックSBC/AACSBC/AAC
対応プロファイルA2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HIDA2DP, AVRCP, HSP, HFP
マルチポイント接続2台まで非対応
保証期間1年2年
主な仕様

RunFreeのまとめ

いいところ

  • 多機能なのに非常にコスパが高い
    • Amazonなどでの割引を含めると、オープンイヤー分野の上位モデルと比較して、1/2~1/4の金額で購入できる価格です
    • マルチポイント接続、長時間連続再生、Bluetooth5.3など機能的には十分そろっています
  • 低音はパワフル、トータルでも「ながら聴き」には十分な音質
    • 全体の音質についてもコスパを考えると満足できるレベルです
  • バンドがの締め付けが緩めで、このタイプでは長めの装着が可能
    • 頭のサイズが大きめのひとにも向いています
    • SHOKS製品より緩めです
      • バンドタイプのイヤホンは頭のサイズにより装着感が左右されるため,購入前の試用をおすすめします

残念なところ

  • 操作部/ドライバ部が大きく、デザインはスマートとは言えない
    • 長時間再生のための充電池大型、低音強化のドライバや空気室の影響と考えられます
  • 「SOUNDPEATS」アプリの「アクティブイコライザー」の完成度が低い

バンドタイプが苦手という方でなければ、価格に対して音質はよく、機能もそろっているので大変お買い得な製品です

  • 入門機として低予算でオープンイヤー型のイヤホンを使いたい
  • 音楽よりもYoutubeなどの音声コンテンツの試聴をすることのほうが多い

という「あなた」におすすめです



他の「開放型イヤホン」との比較記事はこちらをご覧ください

yosiyosi

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