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bluetooth用USBアダプタをclass2からclass1に換えて、効果はあるのか

2021年8月1日

家の2階でワイヤレスイヤホンをしたまま1階に降りてくると通信が途切れてしまうので、bluetooth用のUSBアダプタをclass2からclass1に換えてみることにしました。仕様的には通信できる距離が10mから100mなので家の中ならどこでも繋がるのではと期待して買いました。

結果としては「あまり効果がない」ということになりました。

検証結果を記事にします。

USBアダプタ

使用中のもの: ELECOM LBT-UAN05C2/N(Class2)  最大通信距離 見通し約10m ※使用環境により異なります

新しく購入したもの : ELECOM LBT-UAN05C1(Class1)   最大通信距離 見通し約100m ※使用環境により異なります

どちらもBluetooth 4.0です

class1とclass2の比較

左がClass2

右がClass1

使ったヘッドホン

実験に使用したWH-1000X M4

実験するのはSony : WH-1000X M4(Class1) 

ヘッドホン/イヤホンもClass1に対応していないと性能を引き出せません

Class2のヘッドホン/イヤホンを使うとClass2の性能になってしまいます

電界強度の測定

実験に使用したアプリ

電界強度の測定にはスマホアプリの「Bluetooth Intensity」を使いました

実験の部屋見取り図

2階のPC(USBアダプタを挿した)から1階の部屋までの電界強度を測定してみた図になります

どの場所でも10~20dBくらいClass1のほうが良い結果となっています。

1階の部屋ではどちらも「計測不能」になっているので、どちらも期待できなさそうです

実使用の結果

ヘッドホンをしながら各位置の聞こえ方を確認してみました

Class1でも「③隣のトイレ」で音の途切れが感じられました。そこから⑥までは同じような状態です。Class1のほうがClass2より気持ち聞こえ方がいいように感じられますが、明確に違うというほどではありません

「⑦1階部屋の中」ではまともに聞こえない状況になりました。

まとめ

電界強度は受信側の能力、環境により変わってくるので私の家の中という条件での前提となります。私の家は軽量鉄骨なので、Bluetoothに関して条件は木造建築より厳しいと思われます。

Class1のほうがClass2より音の途切れが若干改善されるようですが、あえて買い替える必要はないという結果となりました

ここまでお読みいただきありがとうございました





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