SoundcoreからAnker独自の新ドライバー「A.C.A.A 3.0」搭載の「Liberty4」が発売となりました。
その他「ヘルスモニタリング」機能の追加、「Bluetooth 5.3」といったところが目新しいところです。
定価¥14,990
Amazonのタイムセール祭りで購入しました
いいところ
- イヤホンが小さく、装着時スマートに見えるデザイン
- 充電ケースも小さく、持ち運びが楽です
- 「Liberty Air 2 Pro」と比較すると中高音が若干クリアに感じます
残念なところ
- ノイズキャンセルがいまひとつ
- 電車がトンネルや地下に入った時のノイズで「ボコボコ」といった余計なノイズが発生
Liberty4の外観
高級感のある箱
機能が一目でわかるように、アイコンが表示されています
巻き込んで閉じるタイプの箱
左端がマグネットで止まるようになっています
梱包内容
- 充電ケース
- イヤホン:イヤーチップM1付き
- イヤーチップ:S、M2(深め)、L
- USB A-Cケーブル:約60㎝
- クイックスタートガイド
充電ケースのフタはスライド式
片手で操作しやすい
充電ケース背面にUSC-Cポート
充電のLEDインジケーターはライン状に光り、光の長さと色で充電量を表示
充電量が20%以下になると赤く点滅します
充電ケースは「Liberty Air 2 Pro(写真右)」と同じと思っていましたが、一回り小さくなっています
Liberty4:W59×D56.5×H29
Liberty Air 2 Pro:W62×D60×H30
ロゴの「d」は先日発売の「Soundcore A40」からデザイン変更されています
持ち運びが更に楽になりました
イヤホンの長さも「Liberty Air 2 Pro(写真中央)」より短くなっていますが、ボティの材質がアルミのため、見た目の割にずっしりとした高級感がある
Liberty4:31㎜/アルミニウム
左右合計 11.6g
Liberty Air 2 Pro:38㎜/樹脂
左右合計 10.6g
イヤーチップの差込部は楕円になっているので、代替のイヤーチップが限られてきます
Liberty4の使い方
Soundcoreアプリで設定をおこないます
Soundcoreアプリは「Google Play」、「App Store」からダウウンロードします
充電ケースのフタを開けておき、アプリで「Liberty4」を選択するだけでペアリング完了
Soundcoreアプリには複数のAnkerイヤホン(アプリ対応製品)を登録できます
「サウンドエフェクト」の設定
画像をクリックすると画像を拡大できます
- 「Liberty4」を選択
- 「サウンドエフェクト」を選択
- 「LDAC」のON/OFFを選択
- サウンドの種類を選択
「3Dオーディオ」を使う
画像をクリックすると画像を拡大できます
- 「サウンドエフェクト」を選択
- 「3Dオーディオ」を選択
- 「固定」か「ヘッドトラッキング」を選択
「HearID」を使う
各個人の聴力にあわせ聞こえやすいよう、周波数ごとの音の大きさを決めてくれます
画像をクリックすると画像を拡大できます
- 「HearIDサウンド」を選択
- 「聴覚診断」で各周波数の音に対し、「聞こえる」「聞こえない」を回答する
- 適したイコライザを決めてくれます
「プリセット」を使う
画像をクリックすると画像を拡大できます
- 「プリセット」を選択
- プリセットの1ページ目
- プリセットの2ページ目
豊富なプリセットが用意されています
「カスタムEQ」を使う
自分の好みによりイコライザを設定できます
画像をクリックすると画像を拡大できます
- 「カスタムEQ」を選択
- デフォルトは全てフラット(0dB)
- 周波数ごとに自分で設定できます
スティックでの「コントロール」の設定
「Liberty Air 2 Pro」と操作方法が異なります
「Liberty4」は、スティックの両サイドを押す回数で目的のコントロールを行います
画像をクリックすると画像を拡大できます
- 「コントロール」を選択
- スティックを押す回数を選択
- 押す回数に応じた機能を選択
「ヘルスモニタリング」の設定
トレーニングメニューに沿った運動、消費カロリー/心拍数/ストレスなどの計測ができます
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「ヘルスモニタリング」をいう新しい機能が加わりました
- 「ヘルスモニタリング」を選択
- 「エクササイズを始める」を選択
- トレーニングのメニューを選択
運動メニューのプリセットが用意されています
画像をクリックすると画像を拡大できます
- 例として「早歩きとランニング1」を選びます
- 早歩きとランニングの間隔が指定されている
- 音声の指示に従い、運動をおこなう
Liberty4の使用感
音質
「Liberty Air 2 Pro」と比較すると中高音が若干クリアとなり、全体的に透明感が増した感はあります
ノイズキャンセリング
通勤電車でノイズキャンセリングを使っていますが、電車がトンネルや地下に入ると「ボコボコ」といったノイズが入ってきます。
ほかのAnkerイヤホンでは起きていない現象です。
トンネル内で何度か「HearID ANCテスト」で最適化を試みましたが、この問題は解決されませんでした
また、ノイズキャンセリング時に歩くときの振動もほかのAnkerイヤホンよりも大きく感じます
外音取り込み
大きな違和感なく、外音を聞くことができます
ヘルスモニタリング
頻繁に運動されている方には便利な機能です
3Dオーディオ
イヤホンを使っている時は音の中心が頭の中にある感じですが、「3Dオーディオ」を選択すると、音の中心が頭の外に移動しイヤホンできいていないような感覚になります
接続機器とのBluetooth接続が切れ、機器のスピーカから音がしているのでは?と錯覚してしまいました
更に「ヘッドトラッキング」にすると頭の位置と、Bluetooth接続している機器との位置により、左右の音量を調整してくれるので錯覚が更に増していきます
LDACに対応
個人的な感想としてハイレゾで音楽を聴いても、聞き分けることは難しいです。購入時LDACの有無は気にしていません
Liberty4の主な仕様
「Liberty Air 2 Pro」と比較します
項目 | Liberty4 | Liberty Air 2 Pro |
---|---|---|
定価 | ¥14,990 | ¥12,980 |
重量 | イヤホン約11.6g(左右合計)/約55g(充電ケース含む) | イヤホン約10.6g(左右合計)/約62g(充電ケース含む) |
防塵防滴 | IPX4 | IPX4 |
色 | ・ミッドナイトブラック ・クラウドホワイト ・ワインレッド ・スカイブルー | ・ブラック ・ホワイト ・ネイビー ・ピンク |
ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング2.0 | ウルトラノイズキャンセリング |
充電時間 | イヤホン 約1時間 充電ケース+USBケーブル 約2時間 充電ケース+ワイヤレス充電器 約3時間 | イヤホン 約1時間 充電ケース+USBケーブル 約1.5時間 充電ケース+ワイヤレス充電器 約2.5時間 |
連続使用時間 | 通常モード:約9時間 (充電ケース使用時28時間) ノイズキャンセリングモード:約7時間 (充電ケース使用時24時間) 通常モード(LDAC使用時):約5.5時間 (充電ケース使用時16.5時間) | 通常モード:約7時間 (充電ケース使用時26時間) ノイズキャンセリングモード:約6時間 (充電ケース使用時21時間) 外音取り込みモード:約6.5時間 (充電ケース使用時23時間) |
充電部 | USB-C/ワイヤレス充電 | USB-C/ワイヤレス充電 |
Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.0 |
オーディオコーディック | SBC/AAC/LDAC | SBC/AAC/LDAC |
マルチポイント接続 | 2台まで | 非対応 |
保証期間 | 18カ月+6カ月(Anker会員登録後) | 18カ月+6カ月(Anker会員登録後) |
正規取扱店舗で購入した18カ月の通常保証が付いている製品については、「Anker Japan公式サイト」の会員になることで6カ月の延長保証が付きます。詳しくは「Anker Japan公式サイトの会員特典」ページをご覧ください
Liberty4のまとめ
- 音質、高音から低音のバランスなどはAnkerイヤホンの上位機種であれば、大きな差はなく「サウンドエフェクト」で調整できる範囲と考えます。
- 価格/機能も大差がなく、デザインや装着感を重視したほうが長く使えます。
- そういった面で「Liberty4」は耳に引っ掛けるタイプで装着負荷が少ないのは良いところです
- ノイズキャンセリングは今のところ余計なノイズが入るため、良いとは言えません
- そのため現在はインドアの使用にとどめています。ゆいいつ残念な点です
- ノイズキャンセリングの設定環境の影響かもしれないので、今後いろいろ試したいと考えています
- デザインは「Liberty Air 2 Pro」からスリム&スモールとなり、装着時がスマートに見えます
(今のところ)ノイズキャンセリングをあまり使わない、あなたにおすすめです
ここまでお読みいただきありがとうございました