本レビューは「Human natures」社様からの商品提供により作成しています
動画視聴やキャッシュレス決済など、スマートホンを利用する機会がますます増えてきています
そのような環境では少しでもスマートホンを便利に、安全に使いたいものです
それを叶えてくれるアイテムの一つ「beak」をここでレビューします
2021年発売されたスマホ用グリップスタンド「beak」、ユーザーの声を反映して
2023年マイナーチェンジでいくつかの改善が施されました
いいところ
- グリップ性能が高く、長時間使用しても指が痛くならない
- スマホスタンドとして、縦・横画面どちらでも使用できる
- 鋼板の壁面に磁石で固定できる、また「アタッチメント」を貼れるところでは使用範囲が広がる
- 粘着ジェルシートは洗浄することで、繰り返し使用できる
残念なところ
- スマホに直接貼るとワイヤレス充電ができない
beakの外観
本製品はクチバシに似た形状から「beak」と命名され、下記の2つの賞を受賞しています
2021年グッドデザイン賞受賞
2023年DGPモバイルアワード受賞
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箱ではなく、紙の平袋でエコ感のあるパッケージです
「beak」ロゴは特徴のある字体になっています
マイチェンポイント①:パッケージ表の左下に「グッドデザイン賞」のロゴが印刷されている
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Hn社ではSDGsへの取り組みで、使用後の「beak」の回収をしています
郵送することで「¥500のクーポンコード」を受け取ることができ、パッケージを裏返すことで返送用封筒として使えます
- 両サイドをカット後、パッケージを裏返し、テープを貼る
- ¥94切手を貼る(2023/7月現在)
- 自分の住所、氏名を記載
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- 本体
- アタッチメント
- 取扱説明書
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「本体」と「アタッチメント」の裏側には粘着ジェルシート
写真の黄色面:粘着ジェルシートのはく離紙
マイチェンポイント②:「アタッチメント」のくぼみを無くし粘着面積を増やしている
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本体は3層になっていて上の板を持ち上げると、中間の仕切りが逆に折り曲がり「スタンド」として使えるようになります
仕切りはある程度折り返すと、中央部で磁石により固定されます
マイチェンポイント③:表面はしっとりとした、高級感のある手触りな仕上がり。
マイチェンポイント④:磁石が強かったため、磁石サイズを調整
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本体を元のフラットな状態に戻すには、磁石部を引き離し中間の仕切りを外に広げ、倒していきます
beakの使い方
貼り付ける材質の確認
「beak」はスマホ、スマホケースと粘着ジェルシートで貼り付けます
貼り付け後の保持力は材質により異なり、相性を調べるには「Human natures」社のYouTubeが参考になります
結果をまとめると下表となります
硬質の樹脂であれば問題ありません
材質 | 保持力 |
---|---|
TPU | △ |
シリコン | × |
ポリプロピレン(PP) | 〇 |
TESiV | 〇 |
アラミド繊維 | ◎ |
強化ガラス | × |
ポリカーボネート(PC) | ◎ |
beakのグリップとスタンド機能
グリップ
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本体の二つの穴に指を貫通させて使うことで、スマホの落下リスクを低減することができます
指を通す穴はポリウレタンの柔らかい素材なので、長時間使っていても指が痛くなりません
マイチェンポイント⑤:ヤタガラス・ブラックで指を通す穴に端面処理をおこない、持ち心地を向上させた
マイチェンポイント⑥:指を通す穴の径を2mm増やし、指を通しやすくした
スタンド
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beak本体を起こしてスマホを縦画面、横画面と好きな向きで見ることができます
beakの貼り位置により、画面の角度を変更することが可能です
鋼板素材にスマホを固定できる
「beak」本体には磁石が入っているため、鋼板で出来ている家具、壁面などに固定が可能です
- オフィスのデスク、壁面
- 玄関の扉
- 浴室の壁
- キッチンの壁面、冷蔵庫
鋼板が無いところには「アタッチメント」で対応が可能です
先に「アタッチメント」を貼り付けてから、「beak」付きのスマホを取り付けます
メーカでは「アタッチメント」を縦向きに貼り付け、「beak」付きのスマホが横向きになるよう使うのを推奨しています。(220g以下で連続使用30分から1時間)
スマホの中央に「アタッチメント」がくるように調整してください
「アタッチメント」の粘着ジェルシートは強力なので、「アタッチメント」を取り外すとき、弱い壁紙などは剥がれる可能性があります
事前に壁面の目立たないところでの確認をおすすめします
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磁石の極性により、「アタッチメント」と本体の位置は決まってくるので、あらかじめ貼る位置を考えておく必要があります
粘着ジェルシートは繰り返し使える
ホコリなどで粘着力が弱くなったら、水洗いで復活します
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「小麦粉」を塗った状態(写真左)から水洗い(写真右)をしました
粘着ジェルシートは水をかけるとつるつるとなり、簡単に小麦粉が落ちました
水洗い後は充分に水切りをして、自然乾燥するのがおすすめです
beakの使用感
手持ちのスマホ/タブレットに「beak」を貼り付けてみました
スマホに貼り付けてみた結果
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SHARP AQUOS SH-51C
- 粘着保持力:良好
- スマホ重量:162g
- スマホを振っても心配ないレベル
- ワイヤレス充電機能:なし
スマホケースを使わず、ワイヤレス充電機能のないスマホの場合、「beak」との相性が良い
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Google Pixel7a
- 粘着保持力:良好
- スマホ重量:194g
- スマホを振っても心配ないレベル
- ワイヤレス充電機能:あり
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「beak」の仕様ではワイヤレス充電は不可となっていますが、念のため確認をおこないました
「beak」を貼り付けた状態でのワイヤレス充電は、充電と非充電を繰り返し不安定となりました
判定としては「ワイヤレス充電はNG]です
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Google Pixel7aの購入特典のスマホケース
- 粘着保持力:良好
- ケース+スマホ重量:228g
- スマホを振っても心配ないレベル
- 貼付け面は硬質の樹脂(ポリカーボネートと推定)
ワイヤレス充電のたびにスマホケースをはずせば充電できますが、毎日となると面倒です
タブレットに貼り付けてみた結果
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Amazon Fire HD8 タブレット
- 粘着保持力:良好
- タブレット重量:337g
- タブレットを振っても心配ないレベル
- ワイヤレス充電機能:なし
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Apple ipad mini
- 粘着保持力:良好
- タブレット重量:309g
- タブレットを振っても心配ないレベル
- ワイヤレス充電機能:なし
いままでタブレットを片手持ちで読書をしていると、指がベゼルを超え意図しない「ページ送り」をされてしまう時がありました
「beak」を使うとベゼルに指を掛ける必要がなく、誤操作の心配がありません。個人的にはタブレットメインで使っています(重量的にはメーカ推奨を超えています)
beakの主な仕様
項目 | beak |
---|---|
価格 | ¥3,600 |
サイズ | 幅61mm×高さ73mm×厚さ5mm |
重量 | 23g |
保持力目安 | 本体:320g/24時間 アタッチメント:220g/1時間 |
材質 | PU、鋼板、磁石 |
カラー | ヤタガラス・ブラック クジャク・ホワイト フクロウ・グレイ ホウオウ・ゴールド ツバメ・インディゴ モズ・ブラウン ウグイス・グリーン |
beakのまとめ
いいところ
- グリップ性能が高く、長時間使用しても指が痛くならない
- 2か所の穴に指を通すので、力を入れなくても安定した姿勢を維持できます
- 使用中にうたた寝しても、落下リスクを低減できます
- スマホスタンドとして、縦・横画面どちらでも使用できる
- 卓上用のスマホスタンドが不要になります
- 鋼板の壁面に磁石で固定できる、また「アタッチメント」を貼れるところでは使用範囲が広がる
- 浴室、台所などで置き場を気にせず動画視聴、アプリ使用が可能になります
- 「アタッチメント」は単品でも追加購入可能です
- 粘着ジェルシートは洗浄することで、繰り返し使用できる
- 機種変更でスマホケースは使えなくなりますが、「beak」は貼り直しで継続して使えます
- 粘着ジェルシートをはがした後には、ジェルが残ったり跡が付くことはありません
残念なところ
- スマホに直接貼るとワイヤレス充電ができない
- スマホケースに貼ると、充電ごとにスマホケースを着脱する必要あり
- USB充電に切り換えれば問題ありません
ワイヤレス充電にこだわらない、スマホを守りたい「あなた」におすすめの製品です
ここまでお読みいただきありがとうございました