2022年1月10日10時からGREEN FUNDING(クラウドファンディング)でのプロジェクト開始ということで、10時から参加し購入(クラファンなので支援という形で)しました。
ホームページでは4色の設定でしたが、クラウドファンディングでは黒と青の2色のみだったので、汚れの目立たない黒を選びました
(定価23,880円のところ、クラウドファンディングの超早割で19,999円で購入)
低音が強化された点、急速充電機能追加、アプリ対応とAeropexより性能UPされています
OPENRUN PROの外観
個装箱の表は装着イメージのわかる写真、裏は製品の形状がよくわかる写真になっています
OPENRUNのケースは固めで大きくなっている
ファスナーで開閉する
本体は形に合わせたくぼみに納められているので、鞄に詰め込んでも変形しにくいのは安心
充電ケーブルは1本(約60㎝)付属
Aeropexは充電ケーブル2本付属でした
Shokzのサポートに確認したところ、AeropexのケーブルをOPENRUN PROに使ってもOKとの回答でした。すでにAeropexを持っている方は、充電ケーブルを3か所に分散可能になります
充電ケーブルは「Aeropex Charging Data Cable」という商品名でAmazon、楽天市場で販売しています
電源/音量操作ボタンはOpenMove、Aeropexと同じ配置です
充電部はAeropexと同じマグネット式
- 充電部
- 音量-ボタン
- 音量+ボタン 兼 電源ボタン
振動部のボタンもOpenMove、Aeropexとほぼ同じ配置です
- マルチファンクションボタン
- マイク
充電ケーブルはAeropexと同じ形状ですが、音量ボタンの面と角度を変えているので、操作時に触れるリスクが減少します。(Aeropexは音量ボタンのと同じ面に充電部がある)
防塵防滴性能がOpenMoveと同じIP55なら、汎用性のあるUSB-Cポートにして欲しかった
OPENRUN PROのペアリング方法
ペアリング
イヤホンとデバイスを1対1で接続する方法です
手順
- 電源オフの状態から「音量+ボタン」を長押し
- 「Shokzへようこそ」、「バッテリーは充電されています」の音声案内が聞こえてきますが、長押しのままにします
- すると「ペアリングモードです」と音声案内が聞こえ、LEDインジケーターが赤青交互に点滅
- 接続するデバイス側のBuletooth設定で「OpenRun Pro by Shokz」を選択する
- 「接続しました」と音声案内が聞こえます
- これで完了です
マルチポイントペアリング
Shokzのイヤホンには2台のデバイスと同時接続できる「マルチポイントペアリング」機能があります
PC,スマホなどで動画、音楽再生を簡単に切り替え可能(切替には5秒ほどかかる)
再生中のデバイスを一時停止にして、他方のデバイスで再生開始すると自動で切り替わります
PCで作業中にスマホに着信があった場合、「マルチファンクションボタン」を押すことで通話が可能になります
手順
- 電源オフの状態から「音量+ボタン」を長押し
- 「Shokzへようこそ」、「バッテリーは充電されています」の音声案内が聞こえてきますが、長押しのままにします
- すると「ペアリングモードです」と音声案内が聞こえ、LEDインジケーターが赤青交互に点滅
- ここまでは「ペアリング」と同じ手順です
- さらに「マルチポイント接続を開始します」と音声案内が聞こえるまで、「マルチファンクションボタン」と「音量+ボタン」を押し続けます
- 1台目に接続するデバイス側のBuletooth設定で「OpenRun Pro by Shokz」を選択する
- 「接続しました」と音声案内が聞こえます
- 一旦「OpenRun Pro」の電源を切ります
- 再度、「ペアリングモードです」と音声案内が聞こえ、インジケーターLEDが赤青交互に点滅するまで「音量+ボタン」を長押し
- 2台目に接続するデバイス側のBuletooth設定で「OpenRun Pro by Shokz」を選択する
- 「接続しました」と音声案内が聞こえます
- 一度イヤホンの電源をオフにする
- もう一度イヤホンの電源をオンにする
- 「Shokzへようこそ、バッテリーは充電されています、接続しました、2台目のデバイスと接続しました」と音声案内が聞こえます
- これで完了です
OPENRUN PROの機能
イコライザモード
イコライザとしては2つのモードが有ります(アプリでも切替可)
- スタンダードモード
- 音楽用にバランスの取れた周波数設定
- ボーカルモード
- 人間の声に最適化された周波数設定
- 「音量+ボタン」と「音量-ボタン」を同時長押し
- 上記の操作を行うごとに音声案内で「ボーカルモード」⇔「スタンダードモード」切替ができます
言語切替
音声案内を4か国語から選ぶことができます(アプリでも切替可)
- 中国語
- 英語
- 日本語
- 韓国語
「ペアリングモード」にしてから「マルチファンクションボタン」をダブルクリックで切替え
マルチポイントペアリングの使用感
- 先に音楽再生をしているデバイス側を一時停止してから、もう一方のデバイスで再生する必要があります
- スマートフォンの場合は、シームレスに切替えができます
Shokzアプリで出来ること
OPENRUN PROからアプリ対応となりました
Shokzアプリを使うとマニュアルより簡単に設定、機能切替が可能です
フロントページで出来ること
- マルチポイントペアリング選択
- イコライザモードの切換え
- 前後曲への送り、一時停止、再生
- ボリューム変更
設定ページで出来ること
- マルチポイントペアリング設定
- イコライザモードの切換え
- 音声案内言語の切換え
- アプリの言語設定
- ファームウェア・アップデート確認
OPENRUN PROの主な仕様
OPENRUN PRO | |
---|---|
重量 | 29g |
防塵防滴 | IP55 |
再生時間 | 10時間 |
充電時間 | 約1時間 |
マルチポイントぺアリング | 2台まで |
保証期間 | 2年間 |
充電部 | マグネット式 |
対応プロファイル | A2DP,AVRCP,HPS,HFP |
オーディオコーディック | SBC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth V5.1 |
急速充電 | 対応(5分で最大1.5時間の使用) |
骨伝導イヤホンの比較記事はこちら
OPENRUN PROのまとめ
- 音の聞こえ方はAeropexより低音が強調され、奥行き感が広がっています。
- 特にロック、クラッシックなどの低音楽器の厚みが感じられます
- 逆に軽音楽などはAeropexのほうがクリアに聞こえます
- ボリュームを大きくすると音漏れが発生するので、周りに人がいる時は注意しましょう
- ボリュームMAXで使うと皮膚との接触部がピリピリする感じ(パワーがすごい)
- スマホの通話にも問題なく使えています
- 再生時間が10時間もあるので、日中使用して夜に充電というパターンで十分使えます
- 泊りの旅行などでは専用ケーブルを持ち出す必要があります
- 急速充電対応になったので、会社でのWEB会議、議事録の文字起こしなどでも、細かい隙間時間で充電できるので使い易い
- Aeropexを持っている方は充電ケーブルを共用できるので、充電ケーブルを持ち運ばずに家と会社いった複数の場所での充電も可能です
- 2時間くらい装着していると、フレームで挟まれている部分が痛く感じてきます(個人差があると思います)
- そんな時は逆さまにして使っています(デスクワークなどの動きの少ない時)
価格はAeropexより4,000円ほど高くなっていますが、
- 骨伝導イヤホンで、より重低音で音楽を楽しみたい、
- 充電を気にせず使いたい
- 面倒な設定はアプリで行いたい
という方におすすめです
ここまでお読みいただきありがとうございました